正しい知識で自分と家族を守りましょう。症状・感染経路・予防法をわかりやすく解説します。
はしかは非常に感染力が強く、免疫のない方はほぼ確実に感染します。ワクチン接種歴や免疫の有無を今すぐご確認ください。
はしか(麻疹)とは?
子どもの病気と思われがちですが、ワクチン未接種の大人でも感染します。 一度感染するとその後は免疫ができますが、感染中は自分も周囲もとても危険な状態になります。
平均人数
発症までの潜伏期間
重篤な合併症リスク
症状はどのように進む?
必ず事前に電話してから受診し、マスクを着用してください。
どうやって感染するの?
空気感染(飛沫核感染)
ウイルスが空気中を漂い、同じ部屋にいるだけで感染することがあります。はしか最大の特徴であり、非常に強い感染力の原因です。
飛沫感染
咳やくしゃみで飛び散ったしぶきを吸い込むことで感染します。
接触感染
ウイルスがついた手で口・鼻・目を触ることで感染します。
感染力が続く期間
発症の4日前から発疹出現後4日間まで、他の人にうつす可能性があります。
ワクチンが最も有効な予防策
💉 MRワクチン(麻疹・風疹混合)
はしかの予防にはワクチン接種が最も確実な方法です。2回接種することで95〜98%の高い予防効果が得られます。
妊婦・妊活中の方へ 特別な注意を
👶 赤ちゃんへのリスク
妊娠初期に感染すると流産・早産のリスクが高まります。また低出生体重児として生まれる可能性もあり、胎児への影響が大きい感染症です。
🤱 お母さんへのリスク
妊娠中は免疫が変化しているため、肺炎などの合併症が重症化しやすい傾向があります。入院が必要になるケースも報告されています。
💉 妊娠中はワクチン接種不可
MRワクチンは生ワクチンのため、妊娠中は接種できません。接種後も2か月間は避妊が必要です。妊娠前の計画的な接種が不可欠です。
🩺 抗体検査を受けましょう
ワクチン接種歴があっても免疫が十分でない場合があります。妊活開始前に血液検査で麻疹抗体価を確認し、必要なら追加接種を。
2回接種済みかどうかを確認。記録がなければかかりつけ医・産婦人科医に相談してください。
接種歴があっても抗体が低下していることがあります。妊活開始前に抗体価を測定しましょう。費用や検査場所はかかりつけ医にご確認ください。
MRワクチン接種後は、安全のため少なくとも1〜2か月間は妊娠を避けてください。その後であれば妊娠しても問題ありません。
家族から感染するリスクもあります。パートナーや同居の方の免疫状態も合わせて確認しましょう。
感染が疑われたら、どうする?
直接窓口に行くのは禁物です。「はしかかもしれない」と事前に電話で伝えてから、指示に従って受診してください。他の患者への感染を防ぐためです。
感染力が非常に強いため、回復するまで自宅で安静にし、家族以外との接触を最小限に抑えましょう。
感染前後の数日間に接触した人(職場・学校・交通機関など)に伝え、ワクチン未接種の方は早急に医療機関に相談するよう促してください。
はしかに特効薬はありません。対症療法(解熱剤など)と十分な休養・水分補給が回復の基本です。
今日からできる感染予防
- ✓ワクチン接種歴を確認する(母子手帳や健康診断記録)
- ✓1回しか接種していない場合は、かかりつけ医に2回目の相談をする
- ✓妊活を始める前に抗体検査を受け、免疫の有無を確認する
- ✓ワクチンを接種したら1〜2か月間は妊娠を避ける
- ✓海外渡航前はワクチン接種を済ませておく
- ✓日頃から手洗い・うがいを習慣にする
- ✓人混みでは不織布マスクを着用する(完全な予防にはならないが感染リスクを下げる)
- ✓子どもの接種スケジュールを親が把握しておく
国立感染症研究所(NIID)・厚生労働省・各都道府県感染症情報センター
この記事は一般的な啓発を目的としています。症状や治療については必ずかかりつけ医にご相談ください。
最終更新:2025年